インプラントで快適な毎日を
インプラント治療とは、歯がなくなったところの歯根に当たる部分に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯をかぶせる治療法です。
あごの骨にしっかりと固定されるインプラント治療なら、まるで自分の歯のように食事をすることができます。また、見た目も自分の歯のように自然に仕上げることができるので、人前でも口元を気にせず、食事や会話を楽しむことができます。
選りすぐりのインプラントを使用します
世界各国のメーカーによってインプラントが開発・製造されており、それぞれに特徴があります。当院では、世界中の製品から信頼性、安全性を基準に、ストローマン、メガジェン、オステムのインプラントを選りすぐりました。それぞれの特徴を理解して、患者さまにより適したものを使用します。
問診、レントゲン撮影・口腔内写真撮影・口腔内模型を作るための型取りなどを行い、医師からの診断および治療計画が提案されます。
料金についてもここで確認を行ってください。
手術に備え、口腔内だけでなく全身状態把握の為、CT撮影・血液検査などの精密検査も行います。
手術の予約・インプラント手術の際の注意点などの細かい指示を受けます。また、お口の中の歯垢・歯石を取り除き、口腔内を雑菌の少ない環境にして手術に整えます。
口腔内を消毒したのちに麻酔をかけます。顎の骨に専用器具で穴を開け、インプラント体(フィクスチャー)を埋める手術を行います。
手術は平均1時間程度で終わり、入院の必要はありません。
術後は部分入れ歯などを使用する事ができるため、食事や会話に支障はありません。
インプラント体にアバットメントを設置する手術を行います。
一定の治癒期間をおいた後、2回目の手術を行います。これは、骨と結合したインプラント(フィクスチャー)に歯を支える土台(アバットメント)をネジでとめる手術です。歯肉を少しメスで開いて、土台をとりつけ、歯肉をきれいに整えます。
また、あごの骨にしっかりと固定されるまで、3~6ヶ月待ちます。
インプラントによるしっかりとした土台ができたら、人口の歯を上にかぶせます。
2次手術後、歯肉の治りを見て最終的に使用する義歯のための型取りを行います。
最終的な義歯を作る前に、まずは仮の歯を装着して噛みあわせや装着感・清掃性などの確認をして調整を行います。問題が無い場合、最終的な義歯を装着します。
インプラントは、体の中で非常に安定した素材であるチタンでできており、骨とのなじみをさらに良くするために表面処理が施されています。チタンは人工関節など、様々な分野で使用され、生体親和性の高い材料として世界で認められています。
年齢制限はありませんが、骨の成長がほぼ終了する16歳ぐらいから治療を受けることができます。ただし心臓病や糖尿病などの持病がある人や、妊娠中の人などは受けられない場合があります。また、あごの骨の状態によっても受けられない場合があります。いずれの場合も事前に歯科医師とよくご相談ください。
手術は局所麻酔下で行いますので、ほとんど痛みはありません。インプラントの埋入手術の処置時間は約30分~120分です。
インプラント治療は、自由診療扱い(自費)となっていますので保険が適用されません。実際の治療費はインプラントの種類や本数、被せる人工の歯の材質などによって異なりますので、詳しくは歯科医師とよくご相談ください。
インプラント自体は生体となじみの良いチタンでできています。長持ちをさせるのに重要なことは自分の歯と同じような手入れをすることです。ブラッシングはもちろん、歯肉の健康状態や正しい噛み合わせのチェックをするため、半年に1度は定期検診を受けて下さい。